近年、AI議事録ツール の需要が急速に高まっています。会議の効率化・議事録作成の自動化・要約の迅速化 など、従来の手作業では難しかった業務をAIがサポートすることで、業務負担の軽減が実現できます。
しかし、「無料でどこまで使えるのか?」「有料にした場合、どのツールが最もコスパが良いのか?」 という疑問を持つ方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、2025年最新の無料AI議事録ツール5選を徹底比較 し、無料プランの限界・有料プランの料金・1時間あたりのコストについて詳しく解説します。
コストを抑えつつAI議事録を導入したい方は必見です!
無料プランの2つの種類
AI議事録ツールの無料プランには、大きく分けて「実用型」と「お試し型」という2種類のタイプがあります。
この違いを知ることで、自分に合ったツールを選びやすくなります。
1. 「実用型」無料プラン
「実用型」無料プランは、時間制限や機能制限はあるものの、無料で使い続けられるプランです。簡単な議事録作成には十分活用できます。
- 月間使用時間の制限あり(例:30分〜300分)
- 一部の機能が制限されている(要約・エクスポート機能など)
- 無料のままでも継続利用可能
2. 「お試し型」無料プラン
「お試し型」無料プランは、一定期間のみ無料で使えるプランです。全機能が開放されていることが多いですが、期間終了後は有料プランへの移行が必要になります。
- 無料期間:7日間〜30日間のものが多い
- 無料期間中はすべての機能が使える
- 試用後は有料プランへ移行が必要
この2つの違いを理解し、自分の使い方に合ったツールを選ぶことが大切です。
無料プランがあるAI議事録ツール5選
これらを踏まえた上で、無料プランが存在するAI議事録ツールについて具体的に見ていきましょう。
1.tl;dv
引用:tl;dv 公式サイト
まず初めに紹介するのは、ドイツのソフトウェア企業tl;dv社が提供するAI議事録ツールtl;dvです。「実用型」無料プラン型で、ZoomやGoogle Meetを活用したオンライン会議の録音・文字起こし機能を無料で利用できます。
tl;dvの無料プランの特徴
tl;dvの無料プランの特徴は以下です。
- 会議の録音とAIメモが無料で利用可能(月10件まで)
- Google MeetおよびZoomとのシームレスな連携が無料で利用可能
- Zapier連携で全文文字起こしを無料で利用可能(回数制限あり)
2.Notta(ノッタ)
引用:Notta 公式サイト
次に紹介するのは、日本語対応が充実しているAI議事録ツールNotta(ノッタ)です。「実用型」無料プラン型で、録音・文字起こしに加えて、翻訳機能も搭載されています。
Nottaの無料プランの特徴
- 毎月120分まで録音・文字起こしが無料で利用可能
- 録音データのクラウド保存・検索機能も無料
- 無料でも日本語を含む104言語の文字起こしが利用可能
3.Fireflies.ai(ファイアフライズ)
次に紹介するのは、アメリカ発のAI議事録ツールFireflies.ai(ファイアフライズ)です。「実用型」無料プラン型で、ZoomやMicrosoft Teamsなどの主要なオンライン会議ツールとスムーズに連携できます。
Fireflies.aiの無料プランの特徴
- 月間800分(約13時間)の文字起こしが無料で利用可能
- 最大3件までの過去の会議データを保存・検索可能
- SlackやTrelloなどの主要サービスとの連携機能も一部無料で提供
4.スマート書記
引用:スマート書記 公式サイト
次に紹介するのは、日本企業向けの高精度AI議事録ツール・スマート書記です。「お試し型」無料プラン型で、日本語音声認識の精度の高さが特徴です。
スマート書記の無料プランの特徴
- 14日間すべての機能(録音・文字起こし・要約)が無料で使える
- ZoomやTeamsと連携したリアルタイム文字起こしが可能
- 無料期間終了後に使い続けるには有料プラン化が必要
5.AI議事録取れるくん
最後に紹介するのは、国内向けのAI議事録ツールAI議事録取れるくんです。「お試し型」無料プラン型で、Zoom連携が非常にスムーズで、日本語の要約力にも定評があります。
AI議事録取れるくんの無料プランの特徴
- 7日間無料体験あり
- 日本企業製の自動文字起こし、AI要約
- 無料期間終了後に使い続けるには有料プラン化が必要
ここまで紹介してきた各ツールの無料プランについて、改めて表形式で比較してみましょう。
無料プランの上限の比較表
AI議事録の無料プランを比較すると、以下のようになります。
ツール名 | 無料プランのタイプ | AI議事録の録画上限 | AI要約の利用上限 | Google Meet対応 | Zoom対応 | Teams対応 | AI要約機能 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
tl;dv | 実用型 | 無制限 | 月10件まで | ○ | ○ | ○ | ○ |
Notta | 実用型 | 月120分まで | 月10件まで | ○ | ○ | ○ | ○ |
Fireflies.ai | 実用型 | 月800分(約13時間) | 制限あり利用 | ○ | ○ | ○ | ○ |
スマート書記 | お試し型 | 14日間無料体験 | 14日間無料体験 | ○ | ○ | ○ | ○ |
AI議事録取れるくん | お試し型 | 7日間無料体験 | 7日間無料体験 | ◯ | ○ | ◯ | ○ |
この比較表から見えてくる検討ポイントは以下です。
AI議事録 無料プランの検討ポイント
- Zoom・Google Meet・teamsへの対応は差分がない
- 「実用型」「お試し型」の2種類が大きな分岐点になる
- その上で、ツールを利用しての利用感や日本語文字起こしの精度が最終的な判断ポイント
無料で足りる?有料プランのコスパをシミュレーション
ここまで、AI議事録の無料プランについて見てきました。AI議事録を検討する際は、有料化をした際どのような料金になるのかも重要な観点です。
ここからは、各ツールを有料化した場合にどのようになるのか、「月20時間(1日1時間)」「月80時間(1日4時間)」の2パターンで見ていきたいと思います。
*1ドル=150円で計算。
1. 月20時間(1日1時間)使った場合のコスパ比較
ツール名 | 契約形式 | 通常有料プラン料金(月額) | 月20時間利用時の1時間あたりコスト |
---|---|---|---|
tl;dv | 年間契約 | 3,080円 | 約154円 |
Notta | 年間契約 | 1,185円 | 約59円 |
Fireflies.ai | 年間契約 | 約1,500円 | 約75円 |
AI議事録取れるくん | 月間契約 | 約14,300円〜(月額5,500円+従量課金1時間880円) | 約715円〜 |
スマート書記 | お問い合わせ | お問い合わせ | お問い合わせ |
ここまで、1日1時間利用する場合について見てきました。ここからは、1日4時間を利用する場合を見ていきましょう。
4-2. 1日4時間(月80時間)使った場合のコスパ比較
ツール名 | 契約形式 | 月額料金(税込) | 1時間あたりのコスト(月80時間利用時) |
---|---|---|---|
tl;dv | 年間契約 | 3080円 | 約38.5円 |
Notta | 年間契約 | 2,508円 | 約31円 |
Fireflies.ai | 年間契約 | 約1,500円 | 約19円 |
AI議事録取れるくん | 月間契約 | お問い合わせ | お問い合わせ |
スマート書記 | お問い合わせ | お問い合わせ | お問い合わせ |
20時間(1日1時間)パターンと比較して、Nottaのプラン及びAI議事録取れるくんの利用料金が大きく変わりそうです。
一方、公開情報通りであればtl;dv及びFireflies.aiのプラン料金は、月間20時間(1日1時間)パターンと同じもので対応可能そうです。(1時間あたりの文字起こし料金が安くなる)
まとめ:無料で使えるAI議事録5選!無料プランの限界と有料化した際のコスパを徹底比較
今回は、各社の公開情報を元に無料プランと料金の観点のみに絞って比較をしてきました。
実際に有料化や本格導入を考える際には、以下の観点でも検討をいただくことがおすすめです。
- 日本語文字起こしの精度
- 自社が求めている機能やセキュリティとの適合性
- ツール連携の種類と実装機能
本記事がAI議事録をご検討中の皆様のお役に立てば幸いです。