営業AIエージェントとは？特徴や種類を解説

2025年になって注目の集まる「AIエージェント」。
AIエージェントの登場で「営業業務はどのように変わるのか？」
このように感じている方も多いのではないでしょうか。

本記事では、弊社で提供を開始した営業AIエージェントの事例や機能についてご紹介します。

この記事でわかること

事例や全体像の前に、そもそもAI営業エージェントとはどのようなものか見ていきましょう。

営業AIエージェントとは

営業AIエージェントとは、目的遂行に向けて自律的に一連の業務を実行するAIエージェントを営業業務向けにカスタマイズしたものです。

AIエージェントの自律的に状況を判断し実行まで行うという特徴を活かして、従来は人間でしかできなかったような複雑な営業業務まで自動化することが期待されています。

詳細なAIエージェントの定義や生成AIとの違いについては以下の記事で詳しく解説していますのでご覧ください。

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営業AIエージェントの種類

2025年になり、連日各社から様々な営業業務エージェントが発表されています。ここでは主な営業AIエージェントの種類について見ていきましょう。

①アポ取得営業AIエージェント

従来人間が行なっていた顧客へのアプローチを自動的に行います。HP・SNSなど様々なソースからアプローチ先企業に個別最適化されたメッセージを作成し、メール・フォーム・FAX等のマルチチャネルでアプローチします。

②リサーチ・営業資料作成エージェント

商談前リサーチや営業資料の作成を自律的に行います。

③顧客一時対応営業エージェント

見込み顧客からの問い合わせの一次返信、営業担当のカレンダーを参照したアポ日程の設定などの顧客への一次対応を自律的に行います。

④商談後対応エージェント

CRMへの記載、議事録の作成、商談情報の抽出や加工、持ち帰った宿題の検索とまとめ、お礼メールの作成等を行います。

⑤育成エージェント

AIコーチがロープレによる営業の育成や、商談動画を元にしたコーチングを行います。

上記のようにこれまで人間が行なっていた業務の一部を代替する形でAIエージェントの活用が始まり、徐々にその活用業務領域が繋がりながら広がっていくことが予想されます。

営業AIエージェントの事例

弊社でも④の商談後対応AIエージェントを2025年1月に提供開始いたしました。現在、③領域の開発を進めており2025年2月に提供開始予定です。

AI社員シリーズの営業AIエージェントの概要

AI社員シリーズの営業AIエージェントは、これまで営業担当が商談後に手作業で行なっていた業務を人間の介入なしに自律的に実行します。これによって営業担当1人当たりの商談数や顧客対応時間の増加を実現します。

AI社員シリーズの営業AIエージェントの機能

営業担当がWEB会議で収録ボタンを押すだけで、以下の作業を人間の介入なしで一気に実行します。

- 1.会議議事録の作成、議事録から各社固有の指定した内容の抽出とサマライズ
- 2.営業が持ち帰った宿題事項をAI検索ツール・社内マニュアルや提案書から検索して解答を作成
- 3.上記②で不明点がある場合Slackで人間の社員にエスカレーションして確認
- 4.上記の内容をまとめた顧客カルテをNotionに作成
- 5.上記を反映した顧客へのフォローアップメールを自動作成してGmailに下書き保存

その高い自律性と柔軟性から、営業エージェントは従来のITシステムを超えたバーチャル社員としての活躍が期待されています。

AI社員シリーズの営業AIエージェントの特徴

音声から文字起こしやサマリーを作成するツール自体は市場に多数存在しています。

今回の提供するAI営業エージェントの特徴は情報の抽出・加工のプロセス自体を自由にカスタマイズすることが可能である点です。

これによって各社に応じた情報のアウトプットや顧客カルテを柔軟に作成し、従来は営業担当が経験に基づいて手作業で行っていた作業を自動化します。

AI社員シリーズの営業AIエージェントの導入事例と効果

AI営業エージェントは現在、B2B無形商材を提供する企業様にご活用いただいております。

導入の狙い

- 営業担当一人当たりで担当できる商談数の増加
- 顧客と向き合う時間の最大化
- スキルや属人性に囚われない仕組み化された営業プロセスの実現

商談後のフォローを自動的に行うことができるため、一人当たりで担当できる商談数が向上する点、仕組みで動くためメンバーのスキルや主観にとらわれず業務の標準化が進められる点などをご評価いただいております。

営業業務以外のAIエージェントの活用事例については、以下の記事でまとめていますので参考にしてください。

: AIエージェントの活用事例10選｜2025年2月最新版

2025年、大注目のキーワード「AIエージェント」「実際どのように業務で活用できるの？」と疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。そこで本記事ではDX・IT業界でエバンジェリストとして活動する ...

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まとめ：営業AIエージェントで激変する営業活動

営業AIエージェントは、従来人間が行っていた複雑な営業業務を自動化し、効率化を実現する次世代のソリューションです。2025年は本記事で紹介したように、アポ取得や顧客対応、営業資料作成、そして教育まで、多岐にわたる業務での活用が進むことが見込まれています。

AIエージェントの活用は爆発的な生産性向上の可能性を秘めています。2025年に向けて各社の活用が進む事が予想されていますので、導入を検討されている方はまずは専門ベンダーの無料診断サービスや無料相談を活用してみることもおすすめです。

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